「ダサい」人形と言わた「アクションマン」が超音速に挑戦

　イギリスのプレゼンター、ジェームズ・メイが様々な遊びに挑戦する番組の一つで、今回は1960年代に登場し大人気だった人形「アクションマン」を超音速で飛ばすという内容です。

　最初はかつては大人気だったけども今では「ダサい」と言わてしまう「アクションマン」の人気を回復させよう！とジェームズたちが「世界発の超音速で飛んだ人形」に挑むのです。ですが超音速へ加速させるための火力がすさまじく必要だとか、いかに「アクションマン」を無事に帰還させるか（無事帰還でなければ記録は認められない）など問題が山積みに。さらには同じく「世界発の超音速で飛んだ人形」に挑むライバルチームも出現（ちなみにこちらは女の子の人形「シンディ」）、さらには同日の先の時間にライバルチームが先に人形と飛ばすことになりジェームズたちはピンチに陥ります。

　最初はジェームズも「アクションマン」を古くて「ダサい」人形と笑っていましたが、何度も実験をしてゆく中で愛着が芽生え、なんとしても「世界発の超音速で飛んだ人形」の名誉を与えたいと変化してゆくのが微笑ましさと共に励みになりました。また、実験で打ち上げた後行方不明になった「アクションマン」を広大な演習場から粘り強く探し出す様子や、失敗してもそれを生かして次へ繋げる様は、簡単にあきらめる事こそが失敗なのだと感じさせられました。

　最後のオチ（？）も秀逸で短編映画を見ているようで楽しかったです。